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モミジが青々としていますね、、、実は春に撮った写真ですが。。。(汗)
というのはさて置き、
造園でよく「気勢(きせい)」という言葉が使われますが、
庭石、植木、などそれぞれの個体が持つ勢いというか方向というか、
知識不足で、言葉では書き現しにくいのですが、、、
自然界のものは何でも、無秩序なかたちをしているようで、
それぞれの個体に、またそれら個体が集まった空間そのものに、
よく見ると方向性というか、安定した向きというか、ありますよね。
山裾から頭上に被さる木々の枝など、まさしく気勢を感じるところで、
足元の草から頭上の大木の枝に至るまで、
折り重なるように上へ上へ、横へ横へ、光を求め、
見事なまでに生命力溢れる、自然の形成する太陽への道しるべ、
まさしく気勢を感じる空間を形成しています。
造園屋さんは、木を植えたり石を据えたりするとき、
それらの気勢を「読む」訳で、
私はこれらの事をあるお方から具体的に教わったときに、
なんというか目から鱗が落ちたのを覚えています。
それまでは綺麗な左右対称のシルエットで、下から枝が揃った、
株立ち樹形の木ばかりに目がいっていましたが、
ひょろんとしたり、くねくねしたり、下枝がなかったり
一見不恰好な木、
そんな木たちが組み合わさる事で、
自然で面白い空間を、流れの感じる空間を、演出出来るものです。
(盆栽などまさしくそれが凝縮された空間演出ですよね)
そしてその葉の一枚一枚の向きや形が、
これまた自然とその瞬間の、奇跡的な流れを演出している事があります。
これら気勢の話は、木や石を扱う造園の事だけでなく、
工業製品の配置を主体とする外構の設計にもしかり、
個々のデザインの流れ、
組み合わさったデザインの流れ、
大きな流れに小さな流れ、
流れの連続と遮断、交差にうねり、
とにかく流れというものを感じる設計を心がけています。
目線が狙い通りに流れに沿って追いかけ、
その意図する所に気付きはたと立ち止まり、
なるほどとほくそ笑む、
そんな小憎たらしい空間が演出出来れば幸いです。

上の写真はモデルガーデンの外側でして、
地面は塀と枕木の土留めに挟まれたごく限られた幅しか無い訳ですが、
上空には無限の空間が広がっている訳でして、
それはすなわち無限の可能性を秘めた空間である、という事です。
いや無限というと少し大袈裟ですが。。。(苦笑)
なんとも大袈裟ぎみに演出してみました。
そうそう今書いていて思いつきましたが、気勢を一言で置き換えると、
「生命の矢印」
なんていががでしょうか。
投稿者: 日時: 2007年11月01日 21:07|HOME |2_1. 庭彩的雑感 1~20, 施工例 ロックガーデン モデル庭園 |画面上へ
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