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前回「つづく」と終わらせてからはや1ヶ月以上経ちますね。。。
そろそろ「幹」どころか「葉」も含めて楽しめる季節に。。。失礼しました。(汗)
さて、書きたかった事はといいますと、タイトル通りの「幹を楽しむ心」。
冬の落葉樹、葉っぱが散ってしまい殺風景な姿、、、
そしてひたすら寒い季節、、、
寂しい景色に目も留める事もなく肩をすくめ通りすぎる、、、
そんな冬の寂しさの責任を全て背負わされたような存在と思われがちです。
。。。言いすぎでしょうか。(苦笑)
しかしちょっと目線を変えてみるとどうでしょう。
その姿には木の本質的な部分があり、
それはそれはとても鑑賞に値する姿でもあると思います。
特に姿だけでいいますとちょっと例外があり、
仕立て木剪定で毎年同じ場所で枝を切り詰められ瘤だらけになった姿、
日本庭園のサルスベリやモミジなんてよく見かけますね、、、
それに関してはちょっと、、、春までお待ちを。。。という感じですが。(汗)
自然樹形でのびのびと枝を張った姿。株立ちの幹の姿。
特に最近は自然風とか雑木風とか、そういった庭の形式が増え、
落葉後の木々もまた、趣きある空間を演出しています。
そして本来その木の「枝ぶり」を気に入り選定し、
その木個体、そして木々が組み合わさる「気勢」を考え配置する訳でして、
葉が落ち枝と幹だけになった姿、、、
それが最もシンプルで、最も意図の伝わる姿ではないでしょうか。
そして何より、お気に入りの木って、結局その部分で好きになっている訳です。
好きになった理由の最もたる理由、その木のフォルムを形成するのが幹と枝ですから。
ちょっとお庭の落葉樹の姿、寒い中表に出て眺めてみませんか。素敵な姿をしていますか?
(いや、しかし日記先延ばししてる間にもう寒くもなくなってきてますが。。。(汗)
そしてもう1点。
幹と枝だけ、と書きましたがそうではないのですね。
春に向けての新芽。きちんと見ると葉の芽や花の蕾を付けている訳です。
樹種によって色々な姿形を楽しめますが、それは何より生命活動の証。
植え替えで傷んだり、台風で傷んだり、病害虫で傷んだり、、、
そんな苦難の季節を乗り越え、落葉し、、、
正味たった3ヶ月程の落葉期間に、翌春への準備をしている訳ですね。
そんな新芽をつけている姿を見て。
「ありがとう」なんて言うとかなり臭いですが。。。(苦笑)
ただ正直ほっとします。
さて新芽もそろそろ膨らんで存在感が大きくなって来ているこの時期。
1年で最も素敵だと思う新緑の瞬間に向け、
見る側も出す側も、一旦リセット。そんな姿でもありますね。
ここでは余談ですが新緑のまだ葉の小さい姿が個人的に大好きです。
樹種によっては葉が大き~くなって、暑苦しくなりますから。
ヤマボウシなんて、葉が小さくて上を向いている間とでは別の木のような。。。
そうそう丁度1年前、とある方から「梢をよく見ろ」と教わったのを思い出します。
その時私は「こずえ?誰?」と、その場で辞書を引かされた事も思い出します。(苦笑)
この時期は枝先を見ることで、葉が無くとも新芽の形状や配列で十分樹種が分かるんですね。
造園技能士の試験なんかでもそういったのがあるのだと思います。
その新芽の配列で主に「互生」「対生」「輪正」とあり、それぞれ樹形の傾向が出ます。
知らず知らずに自分の好きな木の種類の傾向がこれにあてはまるのかも知れません。
街路樹のケヤキなんて、交互に葉が付き枝が細かく左右に動く「互生」の典型でしょうか。
一番荒削りでナチュラルなフォルムで私の好きな樹種に多い気がします。
そしてヤマボウシなどの「対生」。左右向かい合う位置に葉が付き、枝もそうなる訳で、
ちょっと丸みを帯びたシンボリックな感じ、洋風な感じになるように思います。
そして「輪生」。私の好きなドウダンツツジなどがそうですが、
1箇所で輪を描くように沢山枝分かれし、上手に枝を残すと凄く化けるな木だと思います。
こんな事もやはり幹と枝だけの今、特に感じる部分でもあります。
 
 
色々と人から物から教わり、、、偉そうに知ったような事書いていますが、、、(汗)
長くなりましたが、これが私の書きたかった「幹を楽しむ心」という事でした。
投稿者: 日時: 2008年03月12日 00:13|HOME |2_1. 庭彩的雑感 1~20 |画面上へ
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