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右の写真は今日庭で写真を撮っていてふと蹲の足元に見つけた苔。
ホソウリゴケがこんもりと可愛いコロニーを形成し成長していました。
ホソウリゴケ、ギンゴケ、、、
この手の苔は街中の道路などでも隅の方によく見かける種類です。
側溝のコンクリート蓋の隙間や、グレーチングの格子の隙間に充填され、
雨上がりの日、朝日に輝く鮮やかな緑に目が留まったりしませんか?
苔(コケ)、、、数年前に苔玉盆栽とか流行りましたよね、
そして現在の建築様式の傾向も和モダンが主流。
なにかと以前よりかは身近に接する機会が多くなっているのでしょうか。
さてさてそんな苔ですが、
今回モデルガーデンのグランドカバーとして色々思案し、
玉竜はアプローチ側に沢山使用したし、、、
芝生もなぁ、、、
という経緯で、今回の苔、という訳です。
さて、苔とはいっても色々と種類はあります。
私自身も5年程前をピークに草物盆栽や苔に凝っていた時期がありまして、、、
色々書籍を探し歩き調べたり、採取して培養してみたり、、、、
今も掲載する苔を特定するのに図鑑を見ていましたが、
ざっと200種類位載っており、正味多分これだろう、という感じですが。(汗)
ほんとそれ程に苔、奥の深い世界ですよ。
実際手に取って近くで見て、そのフサフサしている中から1本を抜いてみて、
それが茎と葉と根(仮根)を持つ1株の苔、、、その事実を認識するとちょっと苔を見直すかも。
それらが群生し、写真のようないわゆる苔、らしくなるのですね。
そしてその中にも微生物の生態系があり、、、それはまるで一つの小さな「森」、、、
あぁ、話の本題と大きく外れてきました。それ程に「苔」には少しこだわりがあり、、、(苦笑)
今回は庭に貼る「苔」ですね。
日本庭園で苔、といいますと真っ先に「スギゴケ」がイメージされるのではないでしょうか。
あの明るい黄緑でフサフサと立ち上がった感じは凄く魅力ですが、、、
世話が大変ですので今の自分には手に負えないでしょうから、、、
というよりも身近で手に入るもの、「シラガゴケ」を採取しに先日山へ出かけました。
山、とはいえすぐ近くの里山、一応合法的に採取出来る場所で小一時間ほど没頭、、、
そして今日一日朝から夕方まで下ごしらえ(?)をしていました。
そのままでは山から庭に色々と持ち込みますからね。
まずは選別して、裏側に付いた土や朽木を虫ごと剪定鋏で切り取り、
ケースに敷き詰め、シャワーで上から水洗い。
ムカデの子供やら、何かの卵や幼虫やサナギやら、、、、居ます居ます。。。
あとハイゴケとか、、、今回はお呼びでない苔が絡み込んでいたりします。
これがまた採取とは比にならない程手間な作業なんですね、、、
道端に一日かがんでいたので腰が痛いです。(苦笑)
 
そしてそして、、、いやぁ、なかなかの物になったのではないでしょうか。
写真の苔が計13ケースになりました。乱獲?(汗)
でも1ケースあたり0.15平米として計2平米、、、全然足りないかも。。。下ごしらえは二度と御免だけど。。。(苦笑)
とはいえこれだけ大量のシラガゴケ。しかもかなりの上物揃い!
(厳密にはシラガゴケ科の数種類の苔が混ざっています)
どこのお店に行ってもなかなかこれだけまとまった量は手に入らないでしょう。
ちなみにシュンランも10株程頂戴。。。。
売ればちょっとした小遣いどころでない臨時収入になると思います。(笑)
しかしこれだけケースを持っているだけでも普段からの私の採集癖が分かりますね。
何事もまずは所有と経験。そして根気です。
さて、そんなこんなで準備出来た苔。
貼るのはいつの事やら、、、な作庭時間しか取れませんが、なんとか頑張ります。
そしてちょっと現時点でのメインガーデンの様子。事務所から見るとこんな感じです。

先日見つけた山採り物のクロモジが最後に加わり、中高木の配置と大まかな造形は完了しました!
事務所はカーテンレスで、目隠しはメインガーデンの奥にある竹垣で下から、
そしてサンルームのロールスクリーンで上から。
丁度サンルームの中桟より下が常時開放で見えている状態。
高木を沢山植えておきながら、、、まさしく「幹を楽しむ庭」がテーマの1つです。
株立ち樹形の高木の幹を楽しみつつ、
奥から中央を蛇行する流れ(本当は水を流したいけど大変なので砂利で枯れ流れ)、
その両岸を飾る低木下草類、これは山採りのシュンラン程度であっさりとしつつ、
そしてその岸自体を形成する影の主役「苔苔」!
とにかく事務所・サンルーム・庭、と開放的に繋がる空間、
そしてなお且つ外からは閉じた空間。
住宅地にいる事を忘れる、、、そんな空間演出。
乞うご期待です。
投稿者: 日時: 2008年03月29日 23:33|HOME |2_1. 庭彩的雑感 1~20 |画面上へ
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