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最近は春の樹木や草花の写真ばかりでしたので、、、
ちょっと目線を変えてみて、他の素材にスポットライトを移してみます。
庭を構成する素材としてしては和洋問わず、基本は土、だと思いますが、、、
樹木や草花などの植物、石畳や石垣・庭石・灯篭・蹲などの石材、
花壇やアプローチのレンガ、同じくコンクリート製品のブロック、
タイルテラスや植木鉢などの陶器、
その他最近は樹脂製が主流の竹垣類、アルミや木製の角柱やフェンス、
ガラスやアイアン製のオブジェ、、、
などなど色々とありますが、今回は私が特に好きな「石」について。
造園屋様は大きな石を重機で吊って据える訳ですが、、、
そんな大層は話でなく、自分で抱えて運び込み、
ちょっと花壇の中に据えて楽しむ、、、そんな庭石について。
根入れとか造園的な基本を無視した、、、私の造った空間より。。。
その1. 中国産六方石:アプローチ脇の植栽スペースに、、、

六方石とは柱状節理によって出来た六角柱状の石で、立てたり寝かせたりと庭によく使われますが、
現在は国内での産出も少なく、中国産やインドネシア産の物が多く流通しています。
(というより基本的に石材全般、中国や東南アジアからの輸入物が大半ですが。。。)
インドネシア産の茶系の六方石もいいですが、断面の真っ黒なこの中国六方石は庭のオブジェにいいと思います。
さて上の例では自然石乱張りの円形状の踊り場、その中央に配した円形の植栽スペースに据えてみました。
円の内側に向かってお椀型に土を盛り、伊勢ゴロタ砂利で表面をカバーし、
その一角に中国六方石をオブジェ的に、そして土留めを兼ねて据えています。
そして株立ちのエゴの木の根元にボリュームの出るシモツケとフッキソウを添えています。
(ちょっと日当たりが良い環境なので、、、フッキソウには過酷なのですが、、、)
あとは草花が自然と石と絡み合って空間を演出してくれます。
このように土間レベルで割り抜いただけの花壇スペースはよく外構プランに取り入れられますが、、、
別に土が土間より低くなくてもいいのですよ。思い切って土を盛り上げて立体的に花壇を飾ってみましょう。
ただ斜面を土がむき出しのままにしておくと豪雨で削られ流れてしまいますので、、、
玉竜や芝生を貼ったり、砂利を撒いたり、腐葉土を敷き詰めたり、、、何かでグランドカバーをしてやれば、
雨の打ちつける力を拡散して自然に土に水が浸透するので、形が崩れたり土が流れ出す事はありません。
あと結構こういったスペースはじめじめし易いので、根腐れの事を考えても盛り上げるのはいい事かと思います。
この上に陶器や石の小さなオブジェを置いてみるも良し、小さな草物の盆栽を並べるもよし、
とにかく石があるのと無いのとでは全然違う楽しみ方になります。
その2. 小豆島産庭石:ポーチ横の植栽スペースに、、、

この辺りでは産地からの輸送の便もよく、比較的安価でよく使われる小豆島産の庭石。
ごく自然な感じの山石ですが、、、
この場合、タイルポーチ横に枕木で縁取っていた既存の植栽スペースに据えてみました。
見ての通り、置いているだけです。
底のなるべく平らな石を置いて、少し枕木も踏みつつ、、、自重で留まっています。
それを数個並べて、石と石の隙間には内側から小石を噛ませて、、、
あとは土の中に混じっている小石が噛み、下草の根が土を抱え、なんとかしてくれます。
そしてぐっと持ち上げた花壇に、奥にコハウチワカエデの株立ち、その懐に少し小さいアオダモの株立ち、
足元には斑入りダンギクとギボウシを添え、石と緑が互いを演出しあっています。
(ただこの配植、冬にギボウシは地上部が枯れて消滅し、ダンギクと高木2種も落葉し、ちょっと寂しいですが、、、)
花壇の中に石を置く、というイメージでなく、、、石で花壇を作るという感じ、
置いただけ、、、とか結構そんなノリで、、、アバウトに楽しんでも良いと思います。
その3. 小豆島産庭石:塀際の狭い植栽スペースに、、、

これも同じく、小豆島産の庭石、底の平らなものを選んで、、、置いています。
ピンコロ石で縁取った石の乱貼りの踊り場の上にどーんと置いて土留めをしています。
かなり狭いスペースだったので、こうする事で大分土のスペースが稼げています。
そしてその中に、リョウブの株立ちを植え、その根元に絡みつくように、主幹の曲がったアセビを倒して添え、
更にダイモンジソウやタマリュウで足元をカバーしてみました。
石自体もちょっと苔の乗った石なので、日陰でしっとりと、、、結構良い味が出てます。
さてさてこんな感じの石を使った花壇の演出、如何でしょうか?
私はよく花壇を自分で試行錯誤され、なかなか上手くいかないと言われるお客様に、簡単なアドバイスとして、
石を据えてみたら雰囲気が変わりますよ、石なんかその辺りの山の麓にでも行けばいくらでも落ちていますから、
とかちょっと他人事みたいに?言いますが、、、
いや実際そうなのですよ、どこからか(あまり無茶をせずに)拾ってきて置いて、、、
あっち向けたりこっち向けたり、ひっくり返したり、、、一度石とにらめっこしてみては如何でしょうか。
(その上で、プロの腕と流通している素材に任せて頂くのがベストですが、、、)
ちなみに川原から拾ってきた丸くてツルツルな石で花壇作りをされている方をよく見かけますが、、、
川の石はどうかと、、、なかなか調和をとるのが難しいと思いますが。。。
投稿者: 日時: 2008年06月01日 23:22|HOME |2_2. 庭彩的雑感 21~40, 施工例 アプローチガーデン モデル庭園 |画面上へ
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