にわいろSTYLEでは、車や自転車の必要台数と配置、門柱の位置やアプローチの動線、テラスや樹木の配置、などお客様からお聞きした必要条件を敷地内に如何に無駄なくバランスよくレイアウトするか、それこそがデザインの全てだと考えています。

むやみに複雑なデザインを主張するでなく、敷地全体を一枚のキャンバスとして如何にシンプルに纏めた中に個性や面白みを発揮するか。まずはお客様の日々の便利と快適さをベースに一件一件のデザインに真摯に取り組んでいます。

敷地形状に建物形状と配置そして家族構成はお客さまごとに千差万別、また流行するスタイルも時代と共に変わりますので、出来上がるエクステリアも毎回が新しいものになります。ここではそんな一件のお客様の現場より、デザインに込めた意図について順を追ってお伝えします。
 

レイアウトに用途とデザインを注ぎ込む


※ご提案のCAD平面図より解説
平面プラン

斜めのデザイン:敷地間口に余裕がありましたので、駐車スペースを斜めにレイアウトしています。これにより各所に植栽スペースが確保され、また回り道となるアプローチに楽しさが演出されました。
日々の利便性:特に子育て世帯のお客様には、雨の日や凍てつく冬場も日々お子様の車への乗り降りがあるかと思います。玄関とカーポートと門柱、この距離感というのは近いことがベストで、そのうえで全体的なレイアウトのバランスも考えています。
道路からの視線:玄関を開けた正面であったり、LDKの掃出し窓に繋がるテラス空間であったり、窓から眺める景色であったり、背の高いフェンスや樹木を用いて効果的に目隠しつつ、採光や通風も両立しています。

 

建物と調和した景観づくり


※ご提案のCADイメージパース図より解説

立体的なデザイン:アルミフレームを用いることで非常に背の高い目隠しができるだけでなく、建物前面に緑と調和したダイナミックな景観ができています。
樹木の計画:樹木に関しても設計時点で具体的な大きさや配置、落葉/常緑や樹種などイメージしたうえで全体を考えています。

 

CAD図面での期待値を越える完成形を


※実際の完成写真より解説(全体写真)

※実際の完成写真より解説(色々な方向から)

※実際の完成写真より解説(お施主様との記念撮影)

全行程で責任を持った工事を:アルミ商品やブロックなど構造物の配置は図面に忠実に、そして現場合わせの必要性が発生した場合も臨機応変に最適な対処を実施するよう現場管理に務めています。
設計の意図を反映する植栽:設計者自らが造園家でもありますので、その都度イメージに合った樹種を仕入れて現地に植付けします。和洋イメージに合わせた樹種の剪定はもちろん、その樹木個体毎の樹形にも拘りがこもっています。

 

その空間に込められた意図


※実際の完成写真より解説

3Dでの創造力:お庭の空間とは平面だけでなく、足元から頭上に至る三次元空間です。例えば平面図上では通路になっている部分にも、頭上に樹木の枝葉が被ることも可能なのです。
樹木のストーリー:樹木には1株1株において育った環境による枝葉の流れを持っています。それを読み解くことで、全うに光を浴びるメインツリーから、その懐で育った片流れの樹木へと、あたかもここで育ったかのような自然感を寄せ植えで表現します。また足元の地面にも起伏を持たせています。

 

施工例アルバムより


※施工例は数多くの現場を纏めていますのでWORKSからもご覧ください